新型カムロード(アドブルー搭載車)にお乗りの方必見!!
燃料タンクの小ささに悩んでいませんか?


(新型カムロード専用) 95L 送料タンク発売予定です!! 【現在実走を含め様々なテスト中!】

令和6年9月24現在
アクセスカウンターが調子悪かったので変更しました
ゼロからのスタートになりました

現在のテスト車両ご参加頂ける方の納期ですが
お申し込み頂いてから1ヶ月半~2ヶ月前後となります。


アクセスカウンター


キャブコンの新型カムロードですが元のベース車両はTOYOTAダイナ・・・
ダイナトラックで有ればロングを走る事は余り無いでしょう。
しかしそれがカムロードというキャンピングになると使い方は真逆で一回出ると短距離と言う事は余り無いと思います。
弊社もバンテックZILノーブルを初めて所有し燃料タンクの小ささに困り製作になりました。



燃料タンクにはかなりの要件や耐久性、安全性が求められます。
タンクといえどもそう簡単な物では無くここに至るまで1年の歳月を費やしました。
単なるタンクで有れば振動もよれも掛かりませんし保存容量によっては認可や
許可で済むかも知れませんが車両に積むとなれば話は全く別になります。

まずは安全性!作る事は何とか出来るかも知れませんがDIYレベルですとまず不可能ですね。
溶接が出来るからとかで作れる物ではありません。車両には様々な要件、法律、車検や強度等が求められます。
振動や車体のよれ、ねじれ、上下ダンピング時の重量強度、熱や燃料供給の安定性、漏れや圧力etc・・・

以前聞いた話では海外で作っちゃえば良いじゃん。と言う事ですが確かに海外でも製作
自体はコネクションがあれば作れるでしょう。そこに絶対なる安全性は担保できません。
万が一の事を考えると怖くて出来ません。弊社のタンク生産に当たっては・・・・

完全国内製造・各社純正タンクや部品も

純正タンクを作っている工場さんですので当然圧力試験も確認しております。
タンクを支えるブラケットですがこれもタンクメーカーさんからこのタンクに合わせた物を
頂いておりますが弊社にて更に強度増しをしカムロード専用に開発致しました。
安全性を高める為費用は惜しみません!
燃料タンク裏には耐熱パッドも付属!ボルト1本に至るまで強度の有るボルトを使っております。

安全性の次に来るのが取付のしやすさ。取付は工場さんにお任せしますので取付が比較的容易(純正同等)
でないといけないと考えます。そうで無いとアフターパーツは嫌がられてしまいます。
弊社が二輪整備業者ですのでアフターパーツの取付のしにくさ、無加工で付かない等々様々な場面を見てきました。
作業者がどれだけストレス無く装着出来るかも安全性の一つに繋がると思っております。



タンクが付いてしまえば後はお客様側の旅の応援!
弊社が何故この様な増量タンクを作ったかと言いますと・・・やはり燃料タンクの小ささが起因し
燃料を入れる回数がやたらと多いと思ったからです。お世辞にもトラックベースですから燃費は良いとは言えません。
ロングを走ると燃料を気にしながら走ると言う事に嫌気が差しタンク製造に至りました。
弊社は埼玉県ですが新潟に行った時行って帰ってくる事が出来ない・・・
下道で行っていたのでまだその辺にスタンドがあるので良いのですが無い場所には無いですから
冷や冷やしながら走る旅って何だか消化不良になってしまいます。
ましてや高速道路でロングを走られる方は昨今の燃料高騰でただでさえ高い燃料が
更に高い高速道路での給油となると経済的にもよくないです。出来れば高速以外のスタンドで入れたいところですね!


高速道の燃料は軽油で170円・・・結構します。下道で入れられれば満タンで大盛りご飯ぐらいの差が出そうですね!

キャンピングカーならではの事情も・・・キャンピングカーは旅だけでは無く非常時のシェルターとしても注目されており
災害時など給油が制限若しくは出来なくなった時に残ってる燃料がどのくらいか?
満タンにしておく安心度が全く違います。純正に比べ35L増えていますので安心感や給油回数は段違いです。
冬の突然の通行止め等でも燃料は死活問題です。冬場はFFヒーターも使うと思いますので更に燃費の悪化があります。
今までは弊社も通行止めでは無いですが何度か給油に冷や冷やした事はありました。

製作思案を始めた時にまず様々な業者さんを当たりました。当然やった事が無い、型が無い、安全性を担保できない
そもそも相手にされない・・・よく有る話ですが根気強く探してみたりお話をしに各県に出向いてその工場さんと
話や打ち合わせに行ったりと右往左往しておりました。初めはこちらが素人だと言う事を前提に話して来るので
私も金属加工を少々やっておりまして・・・と話のきっかけを作りながら進めていきました。
その中で自動車関係の会社さん無いですが溶接や構造物を作っていて完全溶接構造(角張ってる箱)は?
と聞かれたのですが車両にはよじれ等が掛かる旨や法律の問題をお話しするとやはりNG・・・
タンクを作っているいくつかもメーカーさんに聞いても弊社製品ラインナップ以外は作れない・・・。
そこでTOYOTAの純正タンク(多分カムロード含む)を製造している会社さんに聞いてみると
機械はTOYOTAさんの資産で・・・外部からの依頼はお受けできない。
機械を入れてくれれば対応するとの回答。。。機械を入れる?数億の投資なんてニッチな業界で元を取れる事では無く・・・
一筋縄ではいかない事がよくよく分かりました。

弊社が金属加工をやっている事からそのつてを使って何とか話を通して貰えないか?
法律や設計はこちらで行う。試作からでも・・・と言う事で何とか大手さんとタイアップが始まりました。
これが全くの素人さんだったら撃沈です(笑)ゆっくりゆっくりと話が進み始めましてお金は掛かるけど試作から作ってみましょう。
となりR6.7月に試作第一号が上がってきました。その時点で10ヶ月は過ぎております。
純正タンクを加工して付けていらっしゃる方や他車種の・・・とどれもどこかでの一部加工品等なので
安全が担保されているとは限りません。それも80Lタンクが上限でそれ以上はなかなか難しい
(簡単に加工できる物が存在しない)ブラケットの加工等は慎重にやらないと大事故に繋がります。

どうせ作るならめいっぱいと思うのは誰でも思う事でして、そこら辺も検討材料の一つでした。
もっと大きくと言う事も出来なくは無かったのです。120Lぐらいまで何とかいけそう・・・
すると今度は法律の壁に当たりますしブラケットの強度等の問題も出てきます。
更には倍の燃料を積むとなると重量も増しカムロードの車体としての限界値を超えます。
それがクリアしたとしても今度はブレーキ性能や重量の偏り等々それが一筋縄ではいかない所でした。
程良い範囲で純正より大きく90~100Lを目指していました。何とか寸法を調整しながら95Lと言う数字に落ち着きました。
80Lしか出来ないと言うなら作らなかったと思います。旧カムロードが80Lですからそれを上回らないと作る意味が無い!!
苦労に苦労を重ね・・・やっと出来てきた。思いを形に!僕もお客様の思っている物を形にする仕事をしておりますので
出来るだけ形にしたかったんです。もちろん需要も多少有る事は皆様の不満材料で有る事は承知しておりました。


画像が粗くて済みません。増量燃料タンクを装着し1回目の走行時です。
約半分での走行距離を見て頂ければこの距離半分しか減ってないと思う事でしょう。

早速取り装着してピッタリ良い感じです。何処にも当たっていない!まずは寸法はOKですが燃料の取り出しとリターンパイプの
位置関係が余り宜しくない・・・バンテックや他ビルダーさんのハッチがガバッと開くタイプなら問題ないのですがナッツRV様等
の給油口部分のみの小さいハッチですと給油口が合わない。ブラッシュアップ(改良)は織り込み済みです。

ブラケットも既存の物で問題ないという回答は頂いているが一抹の不安と上にも書いた安全性の確保という観点から
強度増しも検討しそこも進めて参りました。弊社で全て出来れば話は早いのですが、こう言う加工はそう言う訳にもいかず
他の業者さんも絡むのでその品物や部材も待たないといけません。品物が来たら出来るだけ早くチェックを入れているのですが
そういう時に限って燃料が沢山入って居たりでタンクを下ろせない。そんなこんなでブラッシュアップの打ち合わせに出向き
出来るだけボルトオンで装着できるようにブラケットも専用品として製作に出したりと今現在もかけずり回っております。

装着から2ヶ月で走れる時は出来るだけ走って給油回数5回目ですが今現在問題や不具合は出ておりません。
4回目の時に一度下ろしブラケットなどの確認もしました。そこで気になったところが断熱材の採用。
これも問題ないと言われていますが安全に過剰は有りませんので採用していきます。その間にも新型タンク(製品予定)に
使う小部品を注文したりして続々と入荷しております。タンク本体はメーカーさんから直送になります。
小部品・ブラケットやユニットゲージなどは弊社からお送りします。もちろん弊社にも1個は在庫をして置こうかとも
思いますが品物が大きいので検討中です。


1回目点滅してすぐぐらいですが641km走っております。燃費の良い走り方や
高速メイン等でしたらもう少し走るのでは無いでしょうか?
決して燃費がよくなったわけでは無いのでお間違えなく・・・(苦笑)

R6.9月現在設計変更後の図面も上がってきて第一オーダー中です。1ヶ月~1ヶ月半という納期が出ておりますが
もう少々お待ち下さい。現在オーダーしておりますのはテスト車両としてお申し込み頂いた方の分です。
納期的には上記納期が早い物ですので時期によっては遅くなる場合も御座います。都度納期の案内を致します。

テスト車両でのお申し込みのお客様は納期が出ましたらご連絡を差し上げます。全国で20台~ほど募集しており
まんべんなくと言うのが望ましいのですがそうも行かないのでテストをして
頂けるので台数限定でお安く(原価割れですが・・・)お出し致します。

テスト車両特別価格(20台程度・保証無し)
275000円(税・送料込み・フルセット価格)
タンク本体・強度増しブラケット・ゲ-ジユニット・燃料ホース、断熱材、ボルト類やバンドなど
取付に関しましては認証・指定工場様にご確認下さい。
まだはっきり決まってませんが製品版販売価格は10万程度差が出ると思います。
数量に達した場合、製品版価格になります。お申し込みはお早めに!


テスト車両お申し込みに際してはいくつかの条件があります。
※ 年間7500km以上を想定して走られる方

※月に2回程度の給油時の距離やリッター数など(満タンから何キロ走って何リッター入った等)
定期的な点検・タンクを揺すったり燃料漏れの確認等簡単な事です。

※製品版でもプロトタイプでも認証工場様でのお取り付け
御自身でのお取り付けに関しては保証対象外とさせて頂いております。

プロトタイプと製品版は違いは有りませんが問題が出た場合のみ変更が有るかも知れません。
全ての新型カムロ-ドに装着出来ると言うわけでは無いです。それはビルダーさんに寄って
シェルの大きさやタンク付近のシェルやオプションの作り等が影響してきます。
テスト車両は装着実績把握の為にも必要です。今現在バンテックZILシリーズは問題ないです。

車両によってはシェルを少し弄らないといけない場合も有ります。
小さいハッチの場合、タンクハッチの追加
開口部の加工・サイドスカートの取外し等が必要になる場合が御座います。
お持ちのビルダーさんにご確認下さい。

車検等ですが既存のナンバーが既に付いている車両ですと
記載事項変更で大丈夫という答えを
数県の陸運事務所から頂いております。弊社も記載事項変更で車検証を取り直しております。

構造変更では無いので車検を取り直す必要は有りません。
既存登録車なのでEマーク・UN34も対象外となっております。

重量に関しましては各ビルダーさんにお問い合わせ下さい。


給油5回目の率直な感想ですが純正タンクを2年使ってみて本当にすぐ無くなると言うのが予想以上に無くならないといった感じです。
減りが非常に遅い。給油回数が激減で体力的にもかなり楽っ!って思いました。倍!迄は置きませんが1.5倍以上大きくなっていますので
減るのがかなり遅いです。正直この位減らなければ遠方に行く時にも無給油で目的地までいける!



途中の給油でのタイムロスや手間がかなり減ります。本当に楽ですよ!ノーマル時は20L携行缶を2缶積んでいましたが
今はテストも兼ねてギリギリまで使いますので非常用として10Lの携行缶を1つ積んでいます。それでも余裕で色々走れちゃうので
純正のようなドキドキ感はほぼ有りません。高速の高い燃料を入れる事も無くなりました。
どこかのメーカーさんの電気自動車で”スタンド行かないって楽ですよ~”って行ってましたがまさにその通り。
お出かけした後空っぽのままでご自宅に帰る方は少ないのでは無いでしょうか?僕もそうですがお出かけした帰りに
スタンドによって満タンにしてから帰る。そうしておけば次に出掛ける時いきなり給油と言う事も無くなりますし、万が一の災害時に
燃料が少ないと後悔しか残りません。(大袈裟かもですが、下手すれば生死にかかわるかも知れませんし・・・)


空まで(点滅ぐらい)使うとこの位入ります。まだ10L近く残って居る計算ですね。
タンクが大きくなったので点滅すると軽~く金額は万越えになります(苦笑)

南海トラフやら首都直下やらと不穏な言葉が飛び交う時代です。使った後そのままにしておくと後悔しか残りません。
ありとキリギリスみたいになっちゃいます。ちゃんと準備をして居るかで災害時は大きく変わるかと思います。
デメリットと言う事はそれなりのお値段が掛かる事が有りますが私は上記理由を鑑みれば全然吸収できる金額だと思っております。

このタンクは吊しの物(メーカーラインナップ品)では無く図面から起こして製作しておりますので弊社専売品です。
他では扱いがありません。旅をする方をどれだけ楽に出来るか不満を無くせるか楽しい旅に出来るかタンクを付けてよかったと
思える様になれるか、まずは僕が人柱になってやってみようと思った次第です。こんなモノ作るよ!今作ってるよ!プロトタイプが
出来たよと言う辺りからMailでのお問い合わせやお電話でのお問い合わせが増えてきました。アフタパーツとしての認知度が
上がるように頑張っていきます。お問い合わせはMailでもお電話でも大歓迎ですがR6.9月現在まだ製品版としてはリリースしておりません。
大変申し訳有りません。テスト車両としてのお申し込みはまだまだお請けしております。

業者様・ビルダー様もお問い合わせ大歓迎です。
お取り付け認証工場様も募集しております。詳細はお問い合わせ欄からお願い致します。

お問い合わせMailフォーム

株式会社 Hiko・Garage
〒351-0101 埼玉県和光市白子1-13-1-1F
TEL:048-486-9644
金物担当:佐野